名古屋発　匠からの贈り物

愛知県知多地域で織られている木綿を総称して知多木綿と呼びます。
知多木綿は「白木綿」として高い評価を得てきました。

歴史は古く徳川家康が江戸に幕府を開いた慶長年間には、既に江戸に送られていました。「江戸送り日本一」と呼ばれ、「品質」と「白さ」は今も昔も高く評価されています。

知多地域では、今でも明治時代につくられたシャトル織機がゆっくりと生地を織っています。そのため、布に負担がかからず独自の柔らかな風合いが生まれます。

知多木綿アンテナショップ「478」は、知多市岡田の旧中七木綿本店をリニューアルしたお店です。
店内に置かれている商品は全て知多木綿です。

実は木綿を染める作業は大変難しく、下地となる白木綿には、織りのきれいさと、次に洗いのきれいさが求められます。
知多木綿は、「品質」と「白さ」が高く評価され、全国の染職人さんから愛されています。

“棉匠 WATAKUMI”で使用している木綿は、小幅生地の可能性を追求し、伝統的な手拭や浴衣の生地「晒（さらし）」をシャツ用に改良したオリジナルの知多 木綿です。
伝統的な生地幅のため、一般的な服地よりも幅が狭く38cmしかありません。そこで、型紙を工夫し、生地を無駄なく使い切っています。襟やボタン、後ろ姿にこだわり、昔ながらの伝統と現代美の両立をめざしました。丈夫で柔らかく吸水性の良い白シャツです。

デザインは、4タイプ（ヒヨク・カプリ・ボタンダウン・スタンド）。
ボタンにもこだわり、ボタン専門店“kususu”監修のもと、コンセプトと生地に合わせたベストマッチなボタンをセレクトをしています。