名古屋発　匠からの贈り物

今から1200年以上も昔、日本の綿業は三河の地で始まりました。その後も、丈夫で質の良い綿織物の産地として発展してきました。
タネイは、大正10年にこの地で、機屋としてスタートし、その後、三河木綿の刺し子織りの生地を使って、日本伝統の武道衣を製造しています。

三河木綿刺し子織りの生地は、ぷっくりとした凹凸が特徴で、耐久性・耐火性・保湿性・吸湿性に優れた丈夫な生地です。
この特徴ゆえ、裁断や縫製は難しく、技術や経験が必要とされ機械のみでは美しく仕上げることができません。

「ずっと、ながく、つかってほしい」
タネイの製品は、手仕事から生まれます。
ひと針ずつ、丁寧に、丁寧に。

長年武道衣の製造で培った技術を活かし、細かな作業が必要なバックづくりを、1点1点手作業で行っています。
素材のチェック、裁断、縫製、検品…
タネイでは、デザインから製造、出荷まで全てを自社工場で行っています。

タネイは、剣道、柔道、空手道の武道衣を100年作ってきました。
変化する時代の中でも、脈々と受け継がれてきた三河木綿。
この伝統を守りつつ、新しい形で、武道の経験がない方にも、日本の伝統文化を日常生活で触れていただける商品をお届けしたい。

その思いから「武道」の精神を宿す、強くてしなやかな刺し子生地によるバックブランド「sasicco」が生まれました。

年齢や性別を問わないシンプルなデザインと丈夫な素材。
シーンを選ばず、軽やかに、どこへでも持ち歩けます。

100年の伝統の中で築き上げた技術と経験をもとに、未来に向かって、日本の伝統を感じられるような商品をお届けしていきます。