年輪の時－光・香・響－｜名古屋匠土産（なごやたくみやげ）

年輪の時－光・香・響－

Openworked Wooden Box Tree-Rings:NENRIN

日本３大美林の一つ「秋田杉」、その中でも特に美しい柾目板を使って、香りも光も楽しめる木箱をつくりました。
秋田杉は、古来から木箱づくりの高級素材として重宝されてきました。
この箱には、木目（正目）がまっすぐに伸び、年輪がそろった樹齢100年以上の美しい杉が使われています。

株式会社箱久

HAKOKYU Co., Ltd.

愛知県名古屋市中村区

年輪には、夏目と冬目があります。夏の暑い間に育つ柔らかい夏目と寒い間に育つ固い冬目。
この特徴を生かし、柔らかい夏目を削り、冬目を残す透かし彫りの技術によって、年輪が美しい陰影を作りだしています。

箱には、想い出や記憶をとどめる不思議な力があると思うのです。
箱の中に入っていたお菓子がなくなっても、中に入っていた花は枯れても、箱には、その時の余韻が残っている...。
箱が存在することに意味があるのです。
箱の中に、LEDキャンドルを入れるとあたたかな光が心和ませ、アロマオイルを垂らせば心地よい香りが気持ちを解きほぐします。
小型スピーカーを入れれば、空気がやさしく揺れ出します。

透かし彫りは、特殊機械を使用し職人が１つ１つ手作業で仕上げます。そして木目には、一つとして同じものがありません。
デザインが同じでも、同じ物は２つとないのです。
いつもは脇役となる木箱ですが、木の持つ自然本来の機能性、温かみ、木目の美しさ、箱づくりに使われる技術を多くの方に知っていただきたいとの思いで、箱が主役になる商品づくりに挑戦して生まれたのがこの「年輪の時」です。

箱久は創業以来、箱作り一筋に技術を積み重ね、木箱の新たな価値の創造に取り組んできました。長年にわたって培った技と知恵で、お客様が収めたい物に合わせた箱づくりを提案しています。
お料理や商品を引き立てより美しく見せる演出、用途に見合う十分な耐久性や耐水性。
美しさと機能の両立をめざし、日々技術を磨いています。